2014年11月2日日曜日

最近覚えた生活に便利なこと。

最近、通院中の病院のデイケアに通うようになり、
臨床心理士の先生と、ADHDの皆さんと、
ADHDの特性について、ディスカッションを行ったりしています。

そこで学んだり、気付きがあったり、
便利で生活に組み込みたいなと思ったことを、共有したいと思います。


■外部脳を利用する

「外部脳」とは、物理的に存在するものではありません。

物理的に存在するといえばするのですが、
それはメモとペンということになります。

何か作業中にハッと別のことが頭に浮かんでしまい、
そちらに気を取られて、本来の作業が進まなくなった時に、
いったんその思い浮かんだ別のことをメモして、
頭(内部の脳みそ)から追い出して、忘れてしまいます。

その時やらなければいけなかったことを終わらせてから、
再びメモを見て、さっき思いついたことに次に取り掛かるかどうかきめます。

わたし自身、まだうまく利用できてないですが、
これから取り入れていきたいとおもっています。

■気がそれることを利用して、嫌な作業を終わらせる

特性の一つとして、何かに気を取られて作業が進まないというのがありますが、
これを逆手にとった方法だね、と先生が仰られていたのが、
「好きな音楽を聴き(歌い)ながら、苦手な作業を進める」こと。

これはわたしも無意識のうちにやっていたことだったのですが、
ほかにもやってる方もいて、苦手なことが捗るようになるということで、
気がそれる特性をうまく利用した例なのでは?ということだったので、
実践したことがない人がいたら是非やってみてほしいです。

わたしは家事がとても苦手で、3分程度しか一つの家事に集中できません。
洗い物が山のようにあっても、3分したら挫折してしまうし、
掃除機も3分かけたら休憩したくなるし、
洗濯物も干すのが3分でダルくなってしまって続きません。

そこでわたしは、好きな音楽をヘッドフォンで爆音で聴きながら、
3分ごとに、洗い物→掃除機→洗濯干し→洗い物→(以下エンドレス)
という風に、ローテーションで回していくことを、以前より意識して実践しています。

ハタから見るとめちゃくちゃなんですが、
意外と短時間で家事を終わらせることができるようになってきつつあります。



みなさんそれぞれ、苦手なことも違えば、工夫の仕方も変わるとは思うのですが、
上記の方法が、誰かひとりのひとにでも役に立ったら嬉しいなと思います。


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