2016年7月7日木曜日

当事者会で大切なこと(の一つ)

最近ほめてくださった方が居て、嬉しかったので忘れないように書いておきたい。
当事者会に初めて参加された方の中で、
「いまこの人には自分が必要だ」もしくは「いま自分の番だ」
※(この表現ではまだ言い表せていない感覚がある)と感じる方との時間はいつも緊張する。

何を言うべきか、何を言ってはいけないのか。
失敗したらそれっきり縁が切れる。
そんな方と話した時は会の後帰宅しても、どう話すべきで、何が言えなかったのか。
真剣に振り返る。
どうしたって至らないところばかりなのだが、その方の人生に入ろうとしたなら、
自分が介入した事実を受け止める(正しく経験する)過程がどうしても必要だ。

たまたま帰宅する時に同伴した方が居て、上の行動の一部始終を、
その方そっちのけで始めてしまったのだが、
それを見ていて、参加者との関わり方が良かった。とほめてくださった。
褒めていただいた後に、自分が褒めて欲しかったのだと気が付く。
褒めていただくと同時に、新しい自分との出会いもいただける。
もしかしたら、褒める、とは元来そういう行為なのかもしれない。
時折そんな嬉しいことがある。

※まず、その方のこれまでの人生と、いまの暮らしと、これからの向かう方向とをイメージできるようになって、自分はどういった位置付け、役でいま接点を持っているのかを考えてそれに相応しい対応をする。